猿(申)所縁の寺社。
京都市内は今週、今季初の積雪。
そしてこの週末には記録的な寒波が到来する様です。
週明けには名古屋への車での出張なのですが…
そして今日の京歩写真は申年にちなみまして…
たまたま今年の干支「猿」ゆかりの寺社紹介を地域情報誌で発見。
「一年の無事を祈願しませんか」の記事に誘われて行って参りました。
一寺、三社。たまたまそのうちの一社は正月に参拝した猿田彦神社
人生を切り開く「道ひらきの神様」だそうです。
続いては清水寺にほど近い、大黒山 金剛寺 八坂庚申堂
この日は場所柄、参詣はほぼ外国人でした。(着物人は全員)
色とりどりの「くくり猿」それは願いをかねえようと努力しているのに
気が散って集中できない、そんなヒトの味方に…
手足を縛って動けなくした姿を模して心がコントロールできるそうな。
「願いをかなえられられるよう、心を落ち着けて」とか。
小さいお寺ながら参拝者の多さはやはり清水さんの恩恵でしょう。
つづいては京都御所北の同志社大学にほど近い
住宅街の中にたたずむ「幸神社」←読み方はあとで。
小さな社ですが、平安京の鬼門よけ守護として造られたそうです。
「今も昔も、都の鬼門を見つめています」なるほど目を光らせています。
最後の一社は「猿と呼ばれたあの人物にも関わりが…」
通称女坂を登ったところにある 新日吉神社←こちらもなんと読むか?
本殿の左右には狛犬ならぬ狛猿が鎮座
金網で写りづらくなっていますがこれは
夜になると動き回るからと言われているそうです。
御祭神は豊臣秀吉。江戸時代に徳川によって秀吉をまつった
豊国廟社が取り壊されてしまうことになったときご神体が
ここの境内社の豊国社に移されたそうです。
と以上、一寺三社。僭越ながら皆さまにご利益がありますように。
読み名 幸神社=さいのかみやしろ
新日吉神社=いまひえじんぐう でした。
こちらは猿にも申にもとうちゃんの出張にも興味のない…
いつものように俗世下界(自らの近辺限定)に目を光らせるお嬢様です。