京歩、念佛行脚。
早めのごはんはもらったので…
「行っといでぇ〜」的な視線のチーズと
もう寝ているつばめです。
24日夜、京都市太秦の西光寺から長岡京市粟生の西山浄土宗総本山光明寺までの道のり15キロで、西山浄土宗、浄土宗西山深草派、浄土宗西山禅林寺派、時宗の合同で「法然上人追慕・嘉禄(かろく)の法難念仏行脚」が行われ、知人の浄土宗僧侶の勧めもあって夫婦で参加いたしました。
青年僧侶、信徒あわせて200名以上が参加、法然上人の遺徳を偲び歩を進めました。
行脚行程地図←ポチッとどうぞ。
集合、スタートは「太秦 西光寺」夕方の5時です。
軽食の接待、法要の後、5時半出発です。
嵐山まで45分
「南無阿弥陀仏」を唱えながらの若僧の行脚は
小走りほどの速さです。
嘉禄の法難とは、法然上人滅後の嘉禄3(1227)年、念仏排斥を訴えた勢力が上人の遺骸を鴨川へ流そうとした事件。これを知った弟子たちは遺骸を太秦、さらに嵯峨に移し、翌年、光明寺がある地で荼毘(だび)に付したものだそうで念仏行脚はこの法難の道をたどるものです。
「井戸 来迎寺」7時10分
法要の後、おにぎり接待。
ここから総本山までは登りが多くなり
ゴール付近ではしばらく暗闇の竹林を進みます。
到着は9時40分「西山浄土宗総本山 光明寺」
法然上人が荼毘に付されたところで最後の法要
そして現地解散10時10分。
信徒でもなく、軽い気持ちで歩く目的の参加でしたが
若い僧侶や熱心な信徒の方々に同行させて頂いたり
また道中、行脚の列に手を合わせる方々の姿に触れ
なんとも不思議な感覚になったのでございます。
真冬の夜歩にも関わらず気温も高く天候には恵まれました。
今回の京歩数約3万3千でした。
帰宅すると日付が変わっており…
兄を中心に怒りモード全開のニャンたち。
ただ、この怒りはカリカリですぐに収まったのです。
合 掌。