無形文化遺産「地蔵盆」
例年は「五山送り火」を境に秋の気配も感じる京都ですが
今年は連日の猛暑でひんやり三和土でのおなか冷やしが
日課となっています。
この時期、京都をはじめ近畿地方では「地蔵盆」が盛んに行われます。
町内安全や子どもの健全育成を願う伝統行事で先人から受け継いできた
京都の夏の風物詩で“無形文化遺産” だそうです。
普段はひっそりと祠に祀られたお地蔵さんにお出ましいただき
前掛けを新調してお化粧を施します。
そして主役はこどもたちです。
町内のお寺のご住職の話を聞いたり、数珠まわしをしたりしますが
今では宗教的な行事としてよりは「こども祭り」色が濃いようです。
町内会の役員として夫婦そろってお手伝い
久しぶりの長時間炎天下でバテバテ…
ただ、こども達は一日中元気一杯!
数年前に町内会長を無理矢理させられた時より
世帯の半数以上が高齢者(70歳以上)の居る世帯となり
町内会脱退や未加入で子ども祭り参加者は激減したのでした。
いざという時の町内会!とか叫ばれているようですが、どうもねぇ。
…もうひとつ信頼できない…というのが圧倒的な意見のようです。